激安、最安、格安!で自己破産する方法~法テラス(民事扶助制度)のススメ

自己破産体験談

こんにちは。

先日、恐らく最安で自己破産できたであろう、はさんママです。

毎日のように官報チェックしていますが、公告告示されているのか確認できません(汗

ただ、期日がくれば免責は確定するので、その日を待つのみです。

自己破産したいけれど費用が高くて準備できない…

そんなお悩みありませんか?

私、めちゃくちゃお金ないけど自己破産できました!

しかも月々の支払いは5040円で済んでいます!

どんな方法で自己破産できたのか、支払いを安く出来たのか公開しますね。

自己破産費用の相場について

自己破産に費用って内容によって変わってくるんです。

また弁護士さんや司法書士さんの事務所によってもだいぶ変わってきます。

最安で20万円~100万ですが、借入額や借入社数によっても料金が異なってきます。

また換価できる財産があった場合や、仕事内容(自営業や会社代表など)によっても金額は大きく異なってきます。

特に会社代表者の破産は、法人及び個人の破産が両方必要になるため費用が高額になる傾向があります。

個人での自己破産であれば相場の平均40-50万円ほどです。

分割払い可能であったとしても月3-5万円の積立が必要です。ただしこの積立期間は借金の督促などがすべて止まりますので、毎月多額の借金を返済しているのであれば積立は数か月で完了します。

相談料無料の法律事務所もあるので、ひとまず相談だけでもしてみるといいですよ。

相場の半額以下!激安で自己破産する方法を公開!

最安で自己破産する方法…それは

法テラス(民事扶助制を利用することです。

法テラスを利用する入口は2パターンあります。

  1. 定期的に開催されている法テラスの無料法律相談を利用する
  2. 自分で法律事務所を探して、法律事務所にて法テラス利用申請をする

のどちらかになります。

ちなみに無料法律相談の利用回数は3回までが限度です。

1.定期的に開催されている法テラスの無料法律相談を利用する

私はここから入ったのですが、正直あまりお勧めしません^^;

なぜならハズレが多そうなイメージだから。

私の場合、個人事業主(自営業)だったのでいけるのであれば同時廃止で動いてくださる弁護士さんを探していました。結果同時廃止にならなくとも、その目標を達成するために動いてくれる方が良かったのですが、無料法律相談を担当してくださった弁護士さんは「同時廃止にはならないし、今はそもそも管財事件扱いです。完済事件となると法テラスの民事扶助制度は当事務所では使えず、費用としては予納金も併せて70万円程度になります。」と冷たく言われてしまいました…。

私としては管財事件の予納金20万円は安くならないのはともかく、そもそもの弁護士費用が法テラスを介して利用できないことが納得いきませんでした。そこも満額とっちゃうの?って感じです。

なのでこちらの弁護さんは対応や費用も含めお願いしませんでした。

色々と合わない費用もクソ高かったので。

2.自分で法律事務所を探して、法律事務所にて法テラス利用申請をする

上記の弁護士さんとは合わないということがよく理解できたので、法テラスに直接相談しました。

すると「無料相談は3回まで可能なので、ご自身で法律事務所を探されて申し込まれてもいいですよ」と。

そこで私がやったことは

  1. 法テラス〇〇(〇〇は自分の住んでる都道府県)をで検索して加盟している弁護士(法律)事務所名簿一覧を探し当てる
  2. 加盟している弁護士事務所のHPをチェックする
  3. グーグルの口コミをチェックする
  4. 良さそうな弁護士事務所にメールか電話で、同時廃止になるように動いてくれるか問い合わせ

上記4つをやってみたら良さそうな弁護士さんがいたので、そちらにお願いしました。

もちろん弁護士費用も法テラスの民事扶助制度を利用できたので、弁護士費用自体は155000円でした。

管財事件はもう少し金額が上がって、弁護士費用21万円です。そこにプラス予納金(裁判所へ支払う費用)20万円以上が一括で必要になります。※ただし生活保護受給者は予納金も法テラスが立て替えてくれるので、一括で準備する必要がなくなります。

管財事件でも破格の安さですよね。

また、法テラスを利用しない場合は、弁護士費用の積立が終わるまでは裁判所への申立は出来ませんが、法テラスを利用する場合は一旦法テラスが弁護士費用を立て替えてくれるので、支払い中でも破産申立てが可能なので、結果的に免責が下りるまでの期間が早いです。特にお金がない方は…

法テラスを利用するメリット・デメリット

もちろん法テラスを利用するにもメリットやデメリットが存在します。

法テラスを利用するメリット

1.無料法律相談が3回まで受けられる

普通に相談すると5000円くらい相談料が発生するものが無料利用できます。

専門家に対して無料で相談をすることができ、相談の回数も1回限りではなく、3回まですることができます。そのため、一度相談して疑問などがあった場合に、疑問を解消するために、さらに相談をすることができます。

2.立替払いを利用できる

法テラスを利用しない場合、弁護士費用+諸費用を含めた金額を一括もしくは分割払いで積み立てることになります。

例えば費用が40万円だった場合、月5万円を積み立てるとしたら8か月間積み立てないと裁判所へ申し立てができません。ただ積立期間については、受任通知というものが送られているので返済自体はしなきてよくなりますが、積立金額が少ないと破産申立までの期間が長くなるため結果的に免責が下りるまでの期間が長期化します。(目安として半年~1年半)

これに対し、法テラスと契約している専門家に依頼する場合には、法テラスが弁護士・司法書士に費用を立替払いしてくれますので、依頼の時点で一括払いする必要はありませんし、毎月の支払額は5000~10000円ずつなので無理のない範囲で支払っていくことができます。

3.とにかく費用が安い

やはりここに尽きるかな、と。

基本的には40-60万円ほどのトータル費用がかかるのが自己破産です。

相場と比較すると半額はおろか下手すると5分の1ほどになります。60-75%offみたいな感覚。

私の破産費用は下記の記事で公開しています↓

法テラスを利用するデメリット

1.選べる法律事務所が限られている

デメリットとしては、法テラスの各地の事務所への飛び込み相談では、担当するスタッフや弁護士さんを選ぶことができないことです。

また、弁護士に相談してみたところ、ご自身には合わないとか、感じが悪いとか、丁寧に説明してくれない、やる気が感じられないといった、あまり良くない印象を持つこともあると思います。 その場合は、法テラスと契約していて、かつ、信頼できそうな弁護士を自分で見つけてくる必要があります。

2.経験の浅い弁護士が多い

法テラスの弁護士は10年未満の弁護士がほとんどですので、経験年数では民間の弁護士に劣ることが多いでしょう。

3.審査がある

法テラスには審査があります。

審査を経て契約を取り交わしてから手続を進めてもらうという流れになりまるので、審査期間は2週間程度かそれ以上かかることが多いと思われます。

一括で費用を準備できる方は法テラスを利用しない方が早く手続きは進むと思います。

ただ、例えば、法テラスに審査を急いでもらうこともできないわけではなく、弁護士が審査を待たず事件に取りかかってくれることもあるかもしれません。

法テラスの審査基準は?

まず無料法律相談を利用するにしても簡単な審査が必要です。

1.収入要件

自己破産や債務整理理世の場合が、法テラスの審査基準で一番大きいところが収入要件です

東京都特別区・大阪市などの地域にお住まいの場合の基準(その他の該当地域はこちら)

家族人数収入基準資産基準
1人200,200円180万円以下
2人276,100円250万円以下
3人299,200円270万円以下
4人328,900円300万円以下

上記以外にお住まいの方

家族人数収入基準資産基準
1人182,000円180万円以下
2人251,000円250万円以下
3人272,000円270万円以下
4人299,000円300万円以下

例えば、家賃や住宅ローンを支払っている場合、以下の表に記載の限度額まで収入から控除することができます。

人数家賃・住宅ローンの控除限度額
1人41,000円(※53,000円)
2人53,000円(※68,000円)
3人66,000円(※85,000円)
4人71,000円(※92,000円)

※東京都特別区にお住いの場合は()内の基準が適用されます。

明確な審査基準は分かりかねますが、無料法律相談をお願いした際電話口で簡単な質問があったのですが無料法律相談の審査では収入には児童手当や児童扶養手当は子供の為の給付金のため自分の収入には含めないらしいです。

ただ実際に立て替え払いを利用する際に、児童手当や児童扶養手当が収入に含まれるかは事前に法テラスに確認した方がいいでしょう。(弁護士事務所では多分わからない所が多いと思います)

2.勝訴の見込みがないとはいえないこと

自己破産できない確率はたったの3%です。

ギャンブルや浪費でも反省文ありきであれば免責している人はたくさんいますので、全然免責できます。

免責できない場合は、弁護士さんがそもそも受けてくれないと思うので、法テラスへの審査すら出せないですね。弁護士さんが受けてくれる=免責がほぼ降りると思っていいでしょう。

3.民事法律扶助の趣旨に適すること

報復的感情を満たすだけや宣伝のため、または権利濫用的な訴訟の場合などは援助できません。

↑これは自己破産の場合はあまり気にしなくていいかと思います。

法テラスの審査に必要な資料について

  • 住民票…申込みから3ヶ月以内に発行のもので、本籍、筆頭者、続柄、世帯全員の記載があるもの
  • 収入証明書…直近2か月の給与明細、源泉徴収票、課税証明書、非課税証明書、直近1年分で収受院のある確定申告書(e-taxは受付結果を添付)など
  • 資産証明書…資力申告書、固定資産評価証明書、固定資産納税通知書
  • 債務一覧表
  • 返済口座の資料…自動払込利用申込書兼預金口座振替依頼書の写し、通帳(キャッシュカード)もしくは、Web口座画面の写し

私は資産がなかったので資産証明書は無資産証明書のみだったかな…これは裁判所に提出したかもしれません。

自営の為、確定申告書と住民票、口座の証明書を準備しました。

債権者(債務)一覧表は確か弁護士先生が作ってくれたと思います。

自己破産ってなんだか怖いイメージですよね。

財産全部差押えられるとか、家に財産探しに来るんじゃないか、とか。

実際そうでもないです。家になんて誰もきてません。

私も怖かったけれど、やってみれば何ともないですし、そもそも自己破産って人生リスタートするための救済制度なんでそんな厳しくもないんです、実は。

なので悩んでる人は専門家に早く相談したほうがいいですよ~。

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